ヘナチョコなマスコミ 9

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小田実のヘナチョコ記事

我々が学生当時、小田実という作家が人気だった。

 

いわゆる、

フリージャーナリストとでも呼んだらいいのだろうか、

一般の人が行かないような処を旅行して、ルポルタージュを発信するのだが、 いくぶん反体制的な匂いがして、学生に受けていた気がする。

 

我々が学生だった頃には、すでに学生運動はほとんどなかったが、 こういうもので、青春の抵抗らしきものに喝采を送っていた風潮があった。

 

わたしも就職をして、まだ新人だった頃、当時の週刊プレイボーイに 小田実の中国・北朝鮮への旅行記が連載されていた。

 

 

 

1984年12月4日号の記事が最終回で、

 

「北朝鮮」まで行った旅の仕上り

 

という題で発表されている。

 

これが笑えるので、引用したい。

 

記事全文はこちら

パスポートでは行けない国

まず、基本のことがらを書いておこう。

諸君のなかには、旅券を持っていられる人もいるだろう。

例のキクの紋章めいたしるしを表紙につけたやつだ。

それを開いてみると、何頁めかに、この旅券は「北朝鮮」に通じないと書いてあるのが目に入るにちがいない。

つまり、それは「北朝鮮」とのあいだには国交がないからだから、これをおかしげなことだときみが考えないなら、 きみはよほどどうかしている。

 

どうかしているのは、あんただよ、小田実。

 

2004年の今でも、北朝鮮は国交が無い。

今、国民は、皆、そのことが当然と思っている。

 

そして、国交が回復した国を回顧する小田実・・・・。

東ドイツ、北ベトナム、中華人民共和国。

「これらの国は、社会主義をやめなかったけど、国交は回復した。」と、小田実はいう。

 

でも、国交を回復したのは、田中角栄他、小田実が嫌いな保守反動の人だったのではないか?

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