| 分野 |
項目 |
1990年代 |
2000年代 |
解説 |
| パソコン |
机の上には小型のパーソナル・コンピュータが置かれている。これは東京本社のセントラル・コンピュータと電電公社の光通信回線をとおして接続されているから、オンライン・ターミナルとして各種にわたる事務処理が出来る |
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ただし、インターネットの概念は無いし、NTTも民営化されていない。 |
| 超薄型ディスプレイターミナル(24色のカラー・ディスプレイが可能) |
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液晶というものには触れていない。24色どころではない。36億色ほどになっているが |
| 超薄型グラフィック・ターミナルと組み合わされたパーソナル・コンピュータが社員ひとりひとりに与えられた |
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超薄型のノートパソコンが一人一台 |
| ワープロ |
ホームコンピュータに接続した原稿作成器 |
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ワープロは専用機からパソコンソフトへ |
| 口述用音声タイプライタ |
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認識率を向上すれば、ありうる |
| 漢字に変換するには、変換キーを叩いてやるとコンピュータが「これだろう」と見当をつけた字に直してくれる |
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人工知能をイメージしているらしいが、学習機能をもったIMEが同様のことを可能にしている。 |
| 編集者に原稿が出来上がったことを告げ、ハード・コピーをプリンタで取りながら、同時にファクシミリで完成原稿を送ってしまったのだ |
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「電子メイル」の概念の記述があるのに、あえてプリントアウトしてFAXというのは、筆者の想像力の問題かも |
| ホームオートメーション |
ホーム・コンピュータのビデオスクリーンに電子宅配された朝刊 |
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△ |
紙はなくならない |
| ホームコンピュータでマネーカードの残高を確認する。ほとんどの支払いがクレジット・カードや銀行口座からの直接振り出しになっている |
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○ |
2000年代で一般的になった |
| ドアは自動的にロックされ、外部からは家の持ち主が暗証コードをボタンで押してやらない限り開かない。この電子錠のおかげで町から錠前屋が消えてしまった。 |
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ただし、昔のキーも並存 |
| 交通 |
車のドアも電子キー |
○ |
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キーレスエントリーが一般的に |
| 彼の車には超音波による衝突防止装置がついている |
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補助的には存在 |
| 去年から全部の車両に義務づけられた飲酒運転拒否装置 |
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飲酒運転の罰則強化で登場するかも?技術的には可能。 |
| 信越新幹線上りビジネス特急『ひびき2号』 |
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1997年長野新幹線「あさま」 |
| 軽井沢は、マイ・コン革命によってサラリーマンの通勤圏が拡大したのと、交通機関の高速化の結果、東京のベッドタウンと化した。軽井沢町は、1990年の現在、人口20万人の軽井沢市になっている。 |
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遠距離通勤は拡大したが、地価の安い新規開発のベッドタウンが散在 |
| 工場 |
ちょっとした規模の製造業では省力化、自動化がほぼ極限まで進められ、工場はまったく無人地帯になってしまった |
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△ |
製作工程部分は無人化が進むが無人化は業種による |
| オフィス |
情報管理部のドアに身分証明カードをさしこむとドアが開く |
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かなり一般的になりつつある |
| 入口の受付ロボツトが(といっても電子アイをつけた鉄の箱みたいなものだが)「おはようございます」と阿野仁にあいさつした。電子アイと接続した画像識別装置が阿野仁の人相を判断したのだ。 |
× |
? |
まだ受付嬢は存在する。 |
| 回ってきた電子書類を、緊急度コードの優先順に次々とディスプレイに表示させて目を通す。稟議書のような決裁が必要なものは、印鑑を押すかわりに指定の欄に指紋をあてる。図形識別装置か確認すると、サッと次のあて先に回されてゆく。 |
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電子稟議はメール転送など簡易に行われるようになったし、指紋認証も登場した。 |
「郵政省から電子メイルが届いてます。コードー101です」 時々、多機能電話に内蔵されたセクレタリ・コンピュータが合成音声で呼びかける |
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「電子メイル」の概念がすでに登場している |
オフィス・コンピュータは超精密電子装置なので、煙の粒子も嫌う。 だから、このオフィスで働く者はみんな禁煙者である |
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システム屋さんはヘビースモーカーが多いけど・・・ |
| 宅勤(在宅勤務)・・・ビジネス・スーツに腕を通しながら考えてみると、出社するのは1週間ぶりだ。 |
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在宅勤務は2000年代でも部分的。 |
| テレビ電話 |
ビデオ・プッシュホンのボタンを押して、伊東にあるシステム保安課長の自宅を呼び出した |
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回線速度の高速化で実現 |
| ビデオ・プッシュホンと電子映像会議コネクタを置けぱ、自分は家にいながら、まるで会議室にいるような気分で会議に参加できる |
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ビデオ会議はまだ一般的ではない |
| セキュリティ |
大がかりなシステム破りが続発している |
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ハッカーやウィルスによる被害は拡大 |
| ”大金を払わないとデータ・べースを破壊する”とおどかされ、恐喝犯人に数千万円を払った |
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データベース破壊よりも顧客名簿流出転売の被害が大きい |
| 大きなコンピュータには不正使用やデータ破壊、改ざんなどの不正介入に対する防護システムが備えられている。しかし、絶対的な防護システムはまだない |
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○ |
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| リストラ・雇用形態 |
まずタイピストが消え、伝票書き、記帳、文書作成、複写、連絡事務などを受け持っていた一群のオフィス・レディが消え、彼女たちを管理していた者も消えた。 |
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OLという職種は死語になりつつある |
| 理知的な顔だちといい、仕立てのいいスーツといい、誰が見ても彼はコンピュータ・エリートと呼ばれる人種の典型であった。 |
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サラリーマンとしてではなく、IT起業家は確かに出現した。 |
「コンピュータに商売ができるか」と言っていた営業マンたちも、今は足まめに得意先を駆け回ったりすることはしない。どんなに個性的な魅力も、雄弁も、経験を積んだ渉外能力も、コンピュータがデシジョン・サポートを行うようになってからは影が薄れた。
有益な情報をいち早く手に入れ、情勢を素早く分析し、敏活な行動を起こす……。これらはすべてコンピュータの助けが無ければ出来なかった。しかし、コンピュータに手伝ってもらえれぱ、無口な営業マンでも雄弁な営業マンに匹敵するだけの、いや、それ以上の成績を上げることが出来るようになった。 |
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いわゆるSFA(セールスフォースオートメーション)のことを言っている。 |
| 家で在宅勤務をせず、わざわざ都心に出てきて共同使用のオフィスを借りて仕事をする者が高年齢者層、管理職に多い |
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リストラされるだけ |
| OA革命でざっと300万人のホワィト・カラーが職を失った |
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リストラの間接的な原因のひとつであることは確かだが・・・ |
| 概念 |
コンピュータに信頼されたものは勝って幸福になり、コンピュータに嫌われたものは負けて貧乏になる。人間はまだ、コンピュータの真の使い方を知らない・・・ |
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