ヘナチョコなマスコミ 13

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田中康夫長野県知事の過去

 

 

週刊プレイボーイ1982年6月15日号に、今をときめく改革派の長野県知事田中康夫ちゃんの記事がある

 

といっても、学生作家でデビューした若い頃の記事である。

グループ対談の形式で、青山学院大学の女子大生と対談しているのだ。

ブリリアント作家・田中康夫が、女子大生に、ハードなアタック。まずは、情実入学、マントル・バイトなどで名をあげた青学のお嬢さんたぢにくらいつく。彼女たちの上半身は知っていたが、下半身は知らないという田中康夫が、ぺロペロと舌で、いらいまくった結果がこれだ・・・。

 

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何となくクリスタル

田中康夫長野県知事と言えば、一橋大学在学中に、「何となくクリスタル」でデビューした青年作家だった。

小説のモデルは青山学院の女子大生だったので、その辺を意識して、 この対談も、青山学院大学在学中の女子大生が相手になっている。

 

田中 ぽくは、名取裕子っていう人、すごく嫌いなんですよ。

彼女、ぽくと似て足が極度に短かいんですよね。だから、どんな写真見ても上半身しか写っていない。

青学の女のコって、名取裕子みたいなイメージがあるんですよ。

この意見は、わたしはまったく承服できない。

名取裕子は大好きだ。

学生当時、『3年B組金八先生』に美術の先生役で出演していた、名取裕子の清楚な美しさ、 青山学院大学卒という女子大生としてのブランドに憧れたものだった。

 

「足が極度に短い」というが、それがどうしたというのだろう。

日本女性の伝統的な美しさではなかろうか?

胴長の浮世絵のような、名取裕子のヌード写真にわたしは感動し、 今も大切に保存してある。

 

田中 一作目の『なんとなく、クリスタル』は、本当は立教の 女のコにしたかったんですよね。

でも、立教だと、クラブのトレーニングで走るにしても、池袋のラブホテル街を通ったりしなくちゃいけない。

お茶を飲むにしたって東武デバートの上。

これじゃ全然サマにならないんで、青学にしたんです。

だけど、青学のコの実態は知らない。

 

PB つまり、上半身は何となくわかるけど、下半身がわからない。

 

田中 下半身の中身をこれから調べようと。

 

当時の青山学院大学は、女子大生がらみのスキャンダルが多かった(これもマスコミが意図的に取り上げただけとは思うが)。

 

田中 青学って、何かと話題になるじゃない。情実入学とか、 最近は、マントル嬢事件とか。 母校に対して、どんなイメージをもっているの。

E子 情実ってのは、私大ならどこでもあることだと思います よ。

D子 男の子の学校としては、あんまり魅力的じゃないかも知れないけど、女のコにとっては棲みやすいんじゃないですか。

A子 そう?私、とってもみじめな感じよ。

田中 同じキャンバスにマントル嬢がいるから?

A子 ウーン。それは関係ない。

ああいうのは、本人だけの問題でしょ。お金が欲しければ、そうする人かいても、おかしくないと思うわ。

C子 不特定多数のお相手というのは、抵抗があるかも知れな いけど、1対1で、お金もらっている人は、結構いるみたい。

田中 たとえば、オジンのガールフレンドになるとか。

B子 典型的オジンじゃいやだけど、大人で、ゆとりがある男 の人なら、いいなって。

田中 フーン、ゆとりねえ。

(中略)

田中 学校、マジに行ってるの。

C子 そうでもない。週に3日ぐらいかな。

田中 残りの4日は何してる?

C子 結構忙しいんですよ。テニスやったり、海に行ったり。

田中 アルパイトは?

B子 家庭教師ぐらいはしてますけど、そんなに、お金を必要としないし。

田中 お小遣いは?

B子 7〜8万円ぐらいかしら

E子 なくなったら、お父さんにゴロニャン。

C子 何のかんのといっても、みなさん、平均15万円ぐらい使 っていると思うわ。夏休みや冬休みは、旅行するし。

(中略)

田中 BFは、どんな学校の子なの。

C子 慶応の人って結構多いんじゃない。慶応の医学部の人 と何回も合コンして、疲れちゃった。

田中 一橋(注:田中知事の出身大学)なんてのは、

D子 あんまり……。

田中 モテないのかなア。地方出身者が多いし-…・。

E子 キャンパスが離れているからじゃないですか。

B子 D子ちゃんも、慶応のコだったんじゃないの。

D子 いやあ!!もう別れちゃった。

田中 どうして?

D子 すごい遊び人なんだもん。いまは身内で済ませてる。

田中 BFをつくるきっかけというのはやっぱりサークル活動なのときなの。

E子 そうですね。冬はスキー、夏はサーフィンやヨット。

 

この対談に登場する女子大生が、また、絵に描いたような昔の女子大生なのだ。

最近でこそ、「就職氷河期」で女子大生の横暴ぶりは鳴りを潜めているが、

女子大生亡国論などどこ吹く風と、

スキーにテニス、合コン・・・これが当時の女子大生だったのだ。

偏見でも何でもいい、とにかく女子大生は大嫌いだった。

 

一度だけある女子大と合コンをやったことがあったが、

私が九州出身だというと、

「え〜っ、九州の海で泳ぐと焼け死んじゃうんでしょう?」

とのたまった東京出身のお嬢様女子大生を見て、むかついたものだった。

 

そしてわたしは学生時代に、こう決断した。

 

「結婚するときは、絶対に高卒の清楚な女性と結婚する。」

 

そしてその通りにした。

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cover田中康夫『なんとなく、クリスタル』


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