ヘナチョコなマスコミ
とかく、マスコミはセンセーショナルなものの言い方をする。
大嫌いだ。
渡辺恒雄はもっと嫌いだ。
昔、筑紫哲也が北朝鮮を礼賛していたことも知っている。
新聞やテレビ報道は、膨大な量が垂れ流され、人権侵害や誤報も小さな訂正記事でお茶を濁される。
人々はそのうち忘れてしまう。
わたしはそんなマスコミをちょっとオチョクって見たくなった。
「昔、あなたたちはこんなことを言ってたんだよ。」と古い雑誌をネタにオチョクって見る。
大特集「終末の時代」
『サンデー毎日1973年6月24日号』の特集記事である。
副題は「この世はもうおしまいか」
巻頭の実に36ページを割いた特集である。
1973年の時点で、世紀末、つまり2000年を予見しているのだ。
この30年間で確かに阪神大震災は起こり、悲惨な戦争や自然災害もあったから、
あながち「ヘナチョコ」とも言えないが、
想定しているのは、「関東大震災の再来」である。
見開きのページでは、
「ニッポン”異常”列島」として、小笠原諸島の海底火山爆発と茨城県の大洗海岸の砂がこぶし大の岩で埋まっている様子を
カラー写真で報じている。
常磐線の海抜が、13メートルであるのを指摘して
「3年後(つまり1976年)には、常磐線は沈没か?」と言っている。
和歌山県の白浜海岸にイワシの大群が押し寄せてきたことや
利根川が異常にカーブしていることを指摘している。
これは大地震の予兆に違いないと結論付けている。
「地球最後の日は、遠い未来のことではない。」
と西アフリカのセネガルの大飢饉のことを報道している。
セネガルは日本の15倍も面積があるそうで、国全体に絶望が覆っているとしている。
ひるがえって、今度は日本の異常気象について言及し
「あゝ、この世はおしまいか!! こちらニッポン異常また異常」
の見出しが躍る。
昭和48年5月に公明党が調査したという日本近海の奇形魚の一覧が掲示され、
奇形魚が日本列島にくまなく分布していることを指摘、「もう魚が食べられない」と結論付けている。
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