ヘナチョコな詐欺師E

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同窓名鑑

人事新報社」という会社をご存知だろうか?

 

本日(2004年5月17日)、人事新報社から私宛に往復はがきが届いた。

見ると、

同窓名鑑記入内容

出身高校の同窓名鑑なるものを編纂して発刊するという趣旨で、 氏名と住所が記されてある所に、変更があれば書くように 葉書が調査カードになっている。

その下に、申込欄として、定価10800円と申込(する・しない)に丸印をつける欄がある。

 

挨拶文を読むと、

「出身校の開校が何年で、前身が旧制○○で・・・、卒業生は多方面でご活躍中で」

と書いてある。

 

ぱっと見て、皆さんこのまま必要事項を書き込んで返信葉書を出していないだろうか?

気をつけていただきたい。

google検索などで調べれば一目瞭然なのだが、出身校はまったく関与していない。

むしろ各学校(高校・大学)のHPで「人事新報社にご注意」という警告を載せているところが検索されてくる。 とにかくいろんな有名大学、高校が警告を出しているから、片っ端からこういう葉書をばら撒いていると推測される。

学校により価格は12000円、10800円、10700円などまちまちだが、ほぼこの価格帯である。

同窓名鑑

赤字で「至急」と書いてあり、編集時期が近づいているのでうんぬんとある。

よく読むと、確かに「学校・同窓会との関係はございません」と書いてあるが、

しかしうっかり同窓会から来る葉書と間違ってしまうのである。

○○高校(大学)同窓名鑑・・・同窓「会」名鑑ではない。

同窓会と書けば、同窓会という実在の任意団体を語っていることになる。

この葉書を見て、買う人間がいるだろうか?

いるとすれば、この名鑑を使って別の商売を企んでいる人間か、

出身校によほど思い入れがあったり、

出身校をステータスとして感じている人だけだろう。

 

だが、申し込まないとしても、つい、申込を「しない」に丸印をつけて送ってしまうことはあるだろう。

よく、同窓会の開催通知で、現住所の修正と同時に、同窓会に出席しないに丸印をつけて送ってしまう感覚を利用しているとしか思えない。

申込してくれれば儲けものだが、葉書の返送だけでも、 Eメールアドレスや職業、など勤務先部署・電話などの情報が手に入るわけで、 これは別途、電話勧誘の会社などに流通していくはずである。

わたしが大学の頃、学生課には学生名簿が野放しに置いてあって、自由に閲覧できた。

アルバイトの学生が、学生カードを一枚一枚写し取っていたのだが、そういうことも今はできなくなったと思う。

 

どこかで調べてきた名前を使ってさらに儲けを上げようとするせこさ。

これこそ『ヘナチョコな詐欺師』である。

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