豪華な万年筆広告
今は万年筆はほとんど使われなくなったんじゃないだろうか?
筆ペン、ボールペンに取って代られ、だいたい、字を書かなくなった。
このころは万年筆が花盛りで、大橋巨泉の「ハッパフミフミ」などの流行語も出た。
ここでご紹介するのは、プラチナ万年筆の大物タレントを使った豪華版の雑誌広告だ。
従来、18金ペンとか、ペン先の品質で万年筆の値段は決まっていた。
この当時、ペン先だけでなく、軸の形や色、質感にも付加価値を見出そうという戦略が見て取れる。
黒い軸一辺倒だった、万年筆が、何とカラフルになったことか。
起用しているのは、吉永小百合さん。
早稲田出身の才媛にして、永遠のアイドル(なぜかこの人には大女優の冠号が付かない、不思議な女優さんである)。
プラチナ万年筆から液晶アクオスまで人気を持続している。
森英恵さんも凄い。
世界的デザイナーで先頃、引退を表明した方である。
わたしはこの方に、デザイナーとしてよりも、非常に女性としての魅力を感じてしまう。
もう、おばあさんなんだけど、美しさというものは持続できるものだ。
吉永小百合さんしかり。
プラチナ万年筆は、そういう意味で、「万年」変わらないというイメージをこの当時持っていたとしたら、この広告はものすごく価値があると思うのだ。
そのほかにも、「えっ、こんな人を」というぐらいバラエティに富んだタレントを起用している。
フォーリーブス。
メンバー4人の名前全部言えますか?
言えた方は、元祖ジャニーズファンです。
北公次、
青山孝、
おりも政夫、
江木俊夫
です。
それから
市川染五郎。
念のために言っておくが、現在の市川染五郎のお父さんのほうです。
芥川也寸志。
音楽家であり、芥川龍之介の息子 (三男) である。(1989年没)
また、その横には、作家の大御所、 山岡宗八氏。
これだけのメンバー、しかも、何の脈絡もないメンバーを1ページのカラー広告に惜しげもなく起用していることに驚いてしまう。
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