競馬場の誘惑
競馬場では、大勝ちして高級レストランに行く人以外は、食べ物といえばジャンクフードである。
何しろ昼食に支払う代金で万馬券が何枚買えるかを計算しながら食べるのだから、必然的に安くてそこそこ満足できるものということになる。
最近はマクドナルドや吉野屋もテナントで入っているが、やはり、これらは馬券師がこそこそ食べるものではないし、競馬場にしかないということではないので、ここでは紹介しない。
また、食事と共に一杯やる(午後の予想に響かない程度に)という選択もありと思う。ツマミと食事を兼ねることでコストパフォーマンスは上がる。
中には哀愁を感じるものもあり、紹介してみたい。
かけそば
昼食時(午前と午後のレースの合間の50分間)には並んで食券を買う。
かけそば以外にてんぷらそばきつねそばなどがあるが、このトッピングと馬券資金との選択が明暗を分けることになる。
午前中、小金を儲けた場合はてんぷらがのることもある。
府中の馬場内にある深大寺そばもどきは味が濃い。
きねうち麺
500円ぐらいで、かけそばより高いが、麺以外に野菜が豊富に入っている。
ビタミン不足になりがちな馬券師にとってこれは大きい。
東京にも中山にもあるが、あまり知られていないようで、並ばずに食べれることが多い。
ラーメン
中山競馬場のちりめん亭(全国チェーン)がおすすめ。
発泡スチロールの容器以外は街のちりめん亭と同じ味で600円ぐらい。これも行列ができる。
勝つ丼、串勝つ、勝つサンド
これは縁起かつぎである。
馬券に勝つとトンカツをかけているのは、説明するまでもないだろう。
串勝つには、カラシとソースが使い放題で、これをいかに効率よくしかも液だれしないようにかけるかがポイント。
おでん
店員のおばちゃんが、「どれにします?」と具材のリクエストを聞いてくれるところと
一式(ちくわとはんぺんとこんにゃくと昆布など)のところがある。
府中の地下でリクエストを聞いてくれた時は嬉しかった。
餅
磯辺餅と大根おろしのからみもちがある。
1個100円。お奨めは磯辺餅の方。
餅は腹持ちがよく、コンパクトなので競馬新聞と赤ペンを抱えていても立って食べられるし、
予想時間の節約にもなる。
以下は地方競馬やWINSでよく見かけるものである
イカ焼き
これはレース中ではなくその日のレースが終わって帰宅の道すがら
仲間と一本のイカ焼きを分け合ってかわるがわる食べるものである。
哀愁という意味ではこれ以上のものはないだろう。
魚肉ソーセージ
懐かしい赤いビニールに包まった「まるは」の魚肉ソーセージ。
ヘルシーである。加熱しなくても食べれるし、安い1本100円。
バナナ
これも1本100円ぐらい。魚肉ソーセージと同じ形状。
何故、馬券を買う時に食べるものは長いものが多いのだろう?
きっと、馬がニンジンを食べる感覚を無意識に体験しているのであろう。
オロナミンC
元気ハツラツ!馬券に負けてもへこむな!捲土重来!
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