凄まじい戦闘シーン映画が始まる前に、映画館にソフトドリンクとポテトチップを持って入った。 ソフトドリンクはすぐ空になったが、ポテトチップの封を切ることはできなかった・・・。
始まってから、直ぐに格闘と戦闘シーンのオンパレード。 爆撃で、脚や腕がもげるシーン、傷口から蛆虫がわくシーン、血で血を洗うシーンはとても見るに耐えないものがある。 兄弟船兄ジンテ(チャン・ドンゴン)と弟ジンソク(ウォンビン)は仲のいい兄弟。 「たったひとりのおふくろさんに楽な暮らしをさせたくて」 という韓国版「兄弟船」である。 ジンテが鳥羽一郎、ジンソクが山川豊である。 その仲のいい兄弟が、勃発した朝鮮戦争に徴兵され、しだいに溝が深まっていく・・・。
根底に流れるのはヒューマンドラマ、兄弟愛なのだが、 >ヒューマンドラマを描くために戦争があるのではなく、戦闘の合間にヒューマンドラマが挿話のように入っている感じなのだ。 映画の効果について音楽は思いのほか、良かったが、あいかわらずカメラワークが悪い。 シュリの時も感じたが、戦闘シーンでカメラそのものが動いてブレている。 わざとやっているのかもしれないが、とにかく見づらい。 ハリウッド映画では、カメラはブレない。
しかし、いい映画であることは間違いない。 導入部はおしゃれでうまい。伏線の描き方がよく練れている。 兄ジンテ(チャン・ドンゴン)と弟ジンソク(ウォンビン)の仲の良さ。婚約者ヨンシン(イ・ウンジュ)から余り布で作ったハンカチを渡されるシーン靴磨きのヨンソクの存在それが、後々のドラマの展開に生きてくる。 イケメンの韓流兄ジンテ(チャン・ドンゴン)と弟ジンソク(ウォンビン)。 この2人のイケメン度は群を抜いている。 でも、どうみても、韓国人には見えないのだ。 韓国の人はもっと精悍な顔をしているはずだが、甘いマスクで目が大きい。 ヨン様もそうだが、日本人的な甘いマスクをしている。
また、脇役がそろって醜男ということもわかりやすくていい。 西洋人から見て、東洋人の顔は凹凸が無くて見分けが付きにくいらしいが、 この映画に限って言えば、脇役はそれぞれ非常に個性的な顔の俳優さんが多く、 初めて見る顔ではあったが、見分けが付く。 強引なストーリーところどころ不自然で強引なストーリーもあった。 例えば、 強引その1もともとジンテがあんなに頑張ったのは、 弟ジンソク(ウォン・ビン)が心臓病で体が弱かったから除隊させたかったはずじゃ・・・・? そのジンソクはいつの間にか喧嘩はめっぽう強くて、心臓病はどこ吹く風だった。 強引その2靴磨き仲間のヨンソクが偶然、北の義勇軍に加わっていて、捕虜となって兄弟と出会う。 奇遇以外の何者でもない。 強引その3ジンソクが家に立ち寄った時に、義姉が「アカ」の疑いでしょっぴかれて 兄のチャン・ドンゴンまでその場にやってきてしまう。 兄弟揃って、その場に来ることができるかな? そして、ジンテにスパイの嫌疑がかかるが、 戦功でもらった大極勲章を見せたら何とかなったんじゃないか? 朝鮮戦争について朝鮮戦争は、イデオロギー的な側面、つまり東西冷戦の米ソの代理戦争という歴史的位置付けで語られることはあった。
北朝鮮は、ロシアから食糧の略奪を受けて、その後の慢性的な食糧不足を招いた。 日本は、朝鮮戦争に乗じて、軍需景気を享受した。 北にとって、憎むべきはロシアであり、南にとって妬むべきは日本なのだ。 が、しかし、当事者である朝鮮民族みずからが映画として朝鮮戦争を表現したと言うことに意義がある。 この映画は、朝鮮戦争休戦から50年後に当たる2003年に撮影が開始されたという。 いまでも「休戦」であって、朝鮮戦争は終わっていない。 戦争映画の今後147億ウォンという韓国映画史上最高の制作費というが、日本円にしたら14億円ほど。 金満日本の制作費の高さからこれほどの巨編をつくるのは無理だ。 また全編を通じて、韓国の人が持っている情念の強さを感じた。 感情をストレートに表現することで感動を引き出している。 すっかり韓国に水をあけられた感じの映画だが、日本の場合、テレビが映画を駆逐した歴史があるし、マンガやゲーム業界にも人が流れている。 今後、映画で韓国を抜くことは難しいだろう。 また、アジアの中で、特にベトナムは戦争体験が日本や韓国よりも風化していないし、映画そのものへの取り組みも光るものがある。 今後、ベトナム映画に注目したい。 主な関連する映画
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